乾麺パスタの表面にあるザラつきの正体。ソースがしっかり絡む構造の秘密

お店やスーパーで売られている乾麺パスタをよく見ると、表面がツルツルしたものと、白っぽくザラザラしたものの2種類が存在します。
この差を生み出しているのは、パスタ生地を押し出すときに使う「ダイス」と呼ばれる型の素材の違い。

イタリアから直輸入されている伝統的な乾麺の多くは、ブロンズ(青銅)製のダイスを使って成形されています。
金属としての摩擦が大きいブロンズ型を通って押し出された生地は、表面が不均一に削られ、微小な凹凸が発生。

この表面のザラつきこそが、ソースをしっかり抱え込むための重要な構造。
トマトソースやラグーソースなどの濃厚な具材はもちろん、シンプルなオイルベースのソースもこの隙間に入り込みます。

一口食べたときに麺とソースがバラバラにならず、一体感のある味わいを楽しめるのはこのため。
一方、テフロン製のダイスを使った麺は表面が滑らかでツルツルとした仕上がりになり、軽いソースに向いています。

また、ブロンズダイスで作られた乾麺は低音で長時間かけてじっくり乾燥させるため、小麦本来の香りが強く残るのも魅力。
茹で時間やソースとの組み合わせを計算することで、そのポテンシャルが最大限に発揮されます。

本場の食材と技術が織りなすパスタの魅力を知ると、毎日の食事がもっと深みのあるものになるでしょう。
こだわりが詰まった本場の乾麺パスタを味わいたくなったら、ぜひお店にいらしてください。

名古屋近郊にお住まいの方のご来店が多くなっています。

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