パスタの茹で汁に塩を1%入れる理由。本格的な味作りの基本

ご家庭でパスタを茹でるとき、なんとなくの量で塩を入れていませんか。
実は茹で汁に加える塩の量は、仕上がりの味を左右する非常に重要な要素。

基本となる塩分濃度は、お湯の量に対して重量比で1%が理想とされています。
例えば水2リットルに対して、塩の量は20グラム。

なぜこの濃度が必要なのかというと、理由の1つは麺自体へ下味をしっかり染み込ませるため。
小麦粉でできた麺は加熱されて膨張する際、周囲の水分を吸い込みます。

このとき塩分が含まれたお湯を使うことで、麺の内側まで均一に味がつき、噛んだときの美味しさが格段にアップ。
もう1つの理由は、麺の表面にあるタンパク質を熱でキュッと凝固させ、コシを残す効果があるため。

塩を入れずに茹でると、麺の表面から小麦のデンプンが溶け出し、表面がベタついた食感になってしまいます。
さらに、茹で上がった後のソースと和える段階でも、この茹で汁を少量加えることで水分と油分が綺麗に混ざり合います。

ほんの少しの塩分計算を意識するだけで、出来上がりのクオリティは驚くほど変わるはず。
日々の調理で試してみたい技の一つ。

プロの手で計算し尽くされた美味しいパスタをゆったり楽しみたい日もありますよね。
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